農業革命とは、輪作と囲い込みによって農業生産が向上したこと。18世紀のイギリス(ヨーロッパ全土)で起きた。
輪作とは、同じ土地に別の性質のいくつかの種類の作物を植えること。囲い込みとは、農民の農地を統合して牧場にすること。
具体的には、国が主導で囲い込みを行い農地を管理し、大麦->クローバー->小麦->かぶの順に輪作を行った。(この輪作をノーフォーク農法とも呼ぶ)
13世紀ごろヨーロッパでの農業は、荘園制度のもとで開放農地と三圃制という仕組みで行われていた。荘園制度とは、領主が土地を所有していて農地を農民に貸して農業を営むこと。開放農地とは、以前は農民ごとに柵を設けて農地を分けていたが、それを取り除いたこと。三圃制とは、春の収穫、秋の収穫、休耕地(牧草地)に分けて3年で一巡して農業を行うこと。休耕期間を設けることで土地の劣化を防ぐようになった。
なぜ産業革命の頃に農業革命が起きたかということの説明としては、
・都市に力が集中して、地方の権力が減ったため、大規模な農業改革(囲い込みを実現することができた)
加えて、産業革命によって都市化が進み、初等教育が整備されて、大学が発展したということが大きい革命だと思う。文字を書ける人の数は圧倒的に増えて大学によって研究者の数は圧倒的に増えた。
それによる科学の発展によって、医療・農業・流通それぞれの分野が進歩したのもあると思う。
肥料の分野では、18世紀工場で余った動物の骨を肥料として利用したり、1806年に南米探検を行ったフンボルトがチリ硝石が肥料であることを報告。それによって鉱物肥料が発展。1913年にはハーバーボッシュによる合成アンモニア工場ができて化学肥料を使うことになった。
医療の分野では、1804年にアヘンからモルヒネの分離に成功。1846年にエーテル麻酔の公開実験が行われた。もともと妊婦の死亡率は4%ほどだったが、麻酔の発展により帝王切開の死亡率が1950年くらいから急激に下がり、日本だと0.04%くらいまでに下がっている。
また実際にヨーロッパの人口がどういう推移か調べてみると、1000年くらいから人口加速度があがり18世紀まではそれほど加速しているように見えない。
あと人の移動って暮らしていける環境があれば変わるので、個人的には農業革命によって農村から都市に人が流れたのでなく、もともと農村の効率化は行えたが移動先がなかったからその土地に住んでいた、都市で暮らしていける環境が整ったから農村から人が流れたのほうが納得できる。
参考
・wikipedia 農業革命
・世界史の目 囲い込みと農業革命
※ 世界史の目は、塾を運営している人が個人でしているみたいだけど、なかなか質が高い http://www.kobemantoman.jp/whe.htm
・ヨーロッパの人口推移
・肥料の歴史
・麻酔の歴史
・妊婦死亡率の推移
2014年7月21日月曜日
ある国がある国と戦争について話すことはなにか
だいたい関係によって話す内容は決まっている。
■ 敵と戦争後に話すこと
・これをくれ、こういう形で今後は運営しよう
■ その他と戦争前に話すこと
・手伝ってもらえないか
・仲間にならないか
・資金や武器の輸入
・海路や空路の許可
・ある国と戦争するけどなにもしないでね
■ その他と戦争後に話すこと
・こういう体制で今後はやりたいけどどう思うか
このことを考えるきっかけになったのは、ヤルタ会談の話題になったから。だいたい話す内容って状況とどの立場の国かによって決まってるかと思ったので、それをまとめようと思った。
ヤルタ会談は、1945年の2月。戦争が終わったのがドイツが1945年の4月。日本が8月。ヤルタ会談は戦争中だったけど戦争が終わった後のことも考えていたから、戦争中でも戦争が終わったことを話すとしたが、すでに勝ちが決まったけどどう終わらせるか話す必要があったから話をすることになった。実際にベルリンでソ連とアメリカが戦う可能性もあったからかもしれない。
あと敵にわざわざ戦争しようっていうこともほとんどない気がする。目的があって戦争するわけで、目的を戦わずして得られるのがベストなわけだから。実際にそれでうまくいったことも多い気がする。
戦い方は戦争中に話すことだけど、これは流れとしては会談がなくても行う可能性のあることなので特にここで含める必要がないかも
その他の国とは基本的に話すことは二つで、仲間にするか・敵にならないか・手伝ってもらえないかの3択。
味方の定義もあるかもしれない。例えばある海路を通してもらうことなのか、戦争になったときに一緒に戦うのか、資金を援助してもらうのか、貿易封鎖をしてもらうのかいろいろなものがある。
勢力均衡という考え方では、他の国のいうことを聞かないと他の国も戦争を仕掛けてくる。そういう意味でその他の国にも戦争を終わらせるように敵と交渉して欲しいということはよくあること。そもそも味方でも度合いがある。すごい密な同盟と緩い同盟。
整理すると
■ 敵と戦争後に話すこと
・報酬(賠償金、領土)の交渉
・体制の強制
■ その他と戦争前に話すこと
・仲間になろう(戦うときは一緒だ)
・手伝ってもらえないか
■ その他と戦争後に話すこと
・こういう体制で今後はやろう
次に考えてみたいこと
・味方の国とはどういう国なのか、なにを提供し合っているか
大きく分けて、味方か敵かその他のみっつだと思う。もちろんその他でも敵の敵か敵にとってもその他かって分けるのもいいかもしれない。
話す時も、戦争前、戦争中、戦争後に分けてみる。戦争中も勝ちそうな時と負けそうな時で分けてもいいかもしれない。
通常外交はある国とある国が、それぞれ望むことをお互いに交換し合うことだと思うけど、個々ではある国が戦争をテーマにしたときに他の国に望むことはなにかということを考える。
■ 味方と戦争前に話すこと
・ある敵国を叩きたい / 押さえたい
・ある国を仲間にしたい
・ある味方国を追放したい
・敵国・その他の国の勢力が強くなることを阻止したい
・何かしたい(ある国を植民地にしたい)けど、許可/支援して欲しい
■ 味方と戦争中に話すこと
・支援をもっとして欲しい
・他の国を仲間にしたい
・お金/武器が欲しい
・戦争を終わらせるように敵と交渉して欲しい
(・戦争が終わったらどうするか)
(・こういう作戦で戦いたい、戦いの進め方)
■ 味方と戦争後に話すこと
・取り分をどうするか
・今後の体制をどうするか
■ 敵と戦争前に話すこと
・一定期間戦争しないことにしよう
・他の敵を裏切って仲間にならないか勧誘
・この条件が守れなかったら戦争するぞ
(・戦争しよう)
■ 敵と戦争中に話すこと
・戦争をやめよう
・もう負けを認めてくれ
・お互いの妥協点を見つけよう
■ 敵と戦争後に話すこと
・これをくれ、こういう形で今後は運営しよう
■ その他と戦争前に話すこと
・手伝ってもらえないか
・仲間にならないか
・資金や武器の輸入
・海路や空路の許可
・ある国と戦争するけどなにもしないでね
■ その他と戦争中に話すこと
・手伝ってもらえないか
・資金や武器の輸入
・海路や空路の許可
・戦争を終わらせるように敵と交渉して欲しい・海路や空路の許可
■ その他と戦争後に話すこと
・こういう体制で今後はやりたいけどどう思うか
このことを考えるきっかけになったのは、ヤルタ会談の話題になったから。だいたい話す内容って状況とどの立場の国かによって決まってるかと思ったので、それをまとめようと思った。
ヤルタ会談は、1945年の2月。戦争が終わったのがドイツが1945年の4月。日本が8月。ヤルタ会談は戦争中だったけど戦争が終わった後のことも考えていたから、戦争中でも戦争が終わったことを話すとしたが、すでに勝ちが決まったけどどう終わらせるか話す必要があったから話をすることになった。実際にベルリンでソ連とアメリカが戦う可能性もあったからかもしれない。
あと敵にわざわざ戦争しようっていうこともほとんどない気がする。目的があって戦争するわけで、目的を戦わずして得られるのがベストなわけだから。実際にそれでうまくいったことも多い気がする。
戦い方は戦争中に話すことだけど、これは流れとしては会談がなくても行う可能性のあることなので特にここで含める必要がないかも
その他の国とは基本的に話すことは二つで、仲間にするか・敵にならないか・手伝ってもらえないかの3択。
味方の定義もあるかもしれない。例えばある海路を通してもらうことなのか、戦争になったときに一緒に戦うのか、資金を援助してもらうのか、貿易封鎖をしてもらうのかいろいろなものがある。
勢力均衡という考え方では、他の国のいうことを聞かないと他の国も戦争を仕掛けてくる。そういう意味でその他の国にも戦争を終わらせるように敵と交渉して欲しいということはよくあること。そもそも味方でも度合いがある。すごい密な同盟と緩い同盟。
整理すると
■ 味方(一緒に戦ってくれる国)と戦争前に話すこと
・ある敵国を叩きたい / 押さえたい
・ある国を仲間(一緒に戦ってくれる国)にしたい
・ある味方国を追放したい
・その他の国を敵国にしたい
■ 味方と戦争中に話すこと
・戦争が終わったらどうするか
■ 味方と戦争後に話すこと
・取り分をどうするか
・今後の体制をどうするか
■ 敵と戦争前に話すこと
・停戦しよう
・他の敵を裏切って仲間にならないか勧誘
・この条件が守れなかったら戦争するぞ(=戦線布告、戦前交渉)
■ 敵と戦争中に話すこと
・降伏
・停戦交渉
・降伏
・停戦交渉
■ 敵と戦争後に話すこと
・報酬(賠償金、領土)の交渉
・体制の強制
■ その他と戦争前に話すこと
・仲間になろう(戦うときは一緒だ)
・手伝ってもらえないか
■ その他と戦争中に話すこと
・手伝ってもらえないか
・戦争を終わらせるように敵と交渉して欲しい■ その他と戦争後に話すこと
・こういう体制で今後はやろう
次に考えてみたいこと
・味方の国とはどういう国なのか、なにを提供し合っているか
第一次産業革命によって得られたものはなにか
近代とは、産業革命によって都市化が進んだ時代のこと。
歴史を考える上で重要なのは、この国はどうしてこういう行動をとったかってことを考えることが重要。あと、他にどういう選択肢があって、なぜそれをしなかったかとか。場合によってはミスチョイスもある気がする。
近代前半に得られたもの(第一次産業革命によって得られたもの)は
a. 機械による衣服の工業化
b. 航海によるグローバルな貿易
c. 火薬による圧倒的軍事力
軍事力・工業・農業という軸でも上の3つの要素が大きく変わったことだと思う。
aによって加速したのは、都市化、輸出物の生産、初等教育。
都市化に関係することとして、法の整備や警察組織の整備もこの時期だと思う。
人がたくさん同じ場所にいる中でどうやったら生産活動に支障を来すことなく維持できるのか。都市化は、従来の農業では広い土地を持つ必要がありそこに人が点々としていたが、工場による生産ではむしろ一カ所に人が固まるほうがよい。工場による生産で他の地域に対して比較優位の製品ができたことで、お金が集まりさらに金融やサービス業の消費という形でさらに人が集まる仕組みができた。金融は、儲かったお金を投資に回すことにより、工場の生産の速度を加速させたこと。サービズ業の消費は人が増えて、食べる場所や着るものや使うものなどたくさんの消費が生まれてそのための雇用も増えた
bによって加速したのが、農業の盛んな地域との貿易、比較優位による利益。
比較優位はaとともにできたもの。航海技術が発展して、より農業しやすい場所で農業したり、材料を調達することでさらに儲けることができた
cによって加速したのが、bによって貿易する場所の確保。鉄砲や戦艦や大砲は圧倒的な軍事力の差になった。cによって無理矢理グローバルな貿易を自国に都合のいい形で進めることができた
このa, b, cの力学によって、都市化が進み産業が発展し植民地が増えて、大きな国がたくさん増えて、巨大な軍事力を持つ国ができて、植民地を持たない国の取れる選択は戦争という時代に変わっていく。
次に考えてみたいこと
・地方で力を持った人はどうなったか
(都市に力が移ることで地方で力を持っていた人は相対的に力を持たなくなった、彼らはどういう行動をとったか、また押さえるためにどういうことをしたか)
・なぜイギリスで産業革命が起きたか
(パワーを持っていた国はどこでどういう状況だったか)
・なぜ産業革命の頃に農業革命は起きたか
(産業革命の要素として農業革命というものがある、なぜこの時期に農業革命が起きたのか。それほどインパクトがあったか、なぜこの時期なのか分からなかった。理由は、農業の効率化は数千年前から取り組んでいることだから)
・警察組織はどうやってできたか
(警察は都市特有のものな気がする、少し深堀することで得られるものがありそう。)
歴史を考える上で重要なのは、この国はどうしてこういう行動をとったかってことを考えることが重要。あと、他にどういう選択肢があって、なぜそれをしなかったかとか。場合によってはミスチョイスもある気がする。
近代前半に得られたもの(第一次産業革命によって得られたもの)は
a. 機械による衣服の工業化
b. 航海によるグローバルな貿易
c. 火薬による圧倒的軍事力
軍事力・工業・農業という軸でも上の3つの要素が大きく変わったことだと思う。
aによって加速したのは、都市化、輸出物の生産、初等教育。
都市化に関係することとして、法の整備や警察組織の整備もこの時期だと思う。
人がたくさん同じ場所にいる中でどうやったら生産活動に支障を来すことなく維持できるのか。都市化は、従来の農業では広い土地を持つ必要がありそこに人が点々としていたが、工場による生産ではむしろ一カ所に人が固まるほうがよい。工場による生産で他の地域に対して比較優位の製品ができたことで、お金が集まりさらに金融やサービス業の消費という形でさらに人が集まる仕組みができた。金融は、儲かったお金を投資に回すことにより、工場の生産の速度を加速させたこと。サービズ業の消費は人が増えて、食べる場所や着るものや使うものなどたくさんの消費が生まれてそのための雇用も増えた
bによって加速したのが、農業の盛んな地域との貿易、比較優位による利益。
比較優位はaとともにできたもの。航海技術が発展して、より農業しやすい場所で農業したり、材料を調達することでさらに儲けることができた
cによって加速したのが、bによって貿易する場所の確保。鉄砲や戦艦や大砲は圧倒的な軍事力の差になった。cによって無理矢理グローバルな貿易を自国に都合のいい形で進めることができた
このa, b, cの力学によって、都市化が進み産業が発展し植民地が増えて、大きな国がたくさん増えて、巨大な軍事力を持つ国ができて、植民地を持たない国の取れる選択は戦争という時代に変わっていく。
次に考えてみたいこと
・地方で力を持った人はどうなったか
(都市に力が移ることで地方で力を持っていた人は相対的に力を持たなくなった、彼らはどういう行動をとったか、また押さえるためにどういうことをしたか)
・なぜイギリスで産業革命が起きたか
(パワーを持っていた国はどこでどういう状況だったか)
・なぜ産業革命の頃に農業革命は起きたか
(産業革命の要素として農業革命というものがある、なぜこの時期に農業革命が起きたのか。それほどインパクトがあったか、なぜこの時期なのか分からなかった。理由は、農業の効率化は数千年前から取り組んでいることだから)
・警察組織はどうやってできたか
(警察は都市特有のものな気がする、少し深堀することで得られるものがありそう。)
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